本年も多くの方々にお世話になり、大変ありがとうございました。こうして家族共々元気に生きていること、皆様のお陰様だと感謝いたします。僕は自分で彫ったものを買っていただき、そのお金で暮らすという原始的な方法を選んで、こんな暮らしをしています。高校生の頃より、作家になりたい、なるんだ!と制作を続けてまいりました。それが今、子供、家族が出来、今年も過ごせたことに自分が感動しています。いままで挫折を味わい、もう死んでしまいたいと考えてた時もありました。その頃はクリニックに通い、精神科の薬にどっぷりつかり、抜け出せなくなりお先真っ暗でした。しかし今はどうでしょう!!毎日ハッピーで充実しています。過去の自分に大丈夫だよ~と声をかけたいくらいです。しかしそれも過去の体験が今の満足を生むのでしょう。今年の制作は実用的なアプローチによるものが大半でした。子供が続けて生まれ、制作に割ける時間が減り、慌てた心境での事だったと振り返ります。来年は実用ばかりでなく、心の平穏に貢献できるようなアート作品にも時間を割きたいと思います。どうぞ来年もよろしくおねがいします。