仕事をする

木を彫る毎日

何のために作る?

こんなに毎日木を彫る?

僕は使う人が満足してもらえるように願い作っている。

しかし、家族の為、自分の為、税金の為にも稼がなくてはいけない。

人の役に立つと、仕事として善いと思う。

しかし、人のために作品を作っています!というのは、おこがましい気がする。

これを、自分のためにやっています!というと、なんか人を愛していない、自己中な感じがする。

いやいや、仕事ですから!と全体的なことを言うと作家ってなに?アートはどうなった?となる。

言葉は一方的で、思いとは違う表現になる。

困ったものだ。世界の混乱は言葉のせいかもしれないな。

 

最近、子供の誕生日で、プレゼントを考えた。

去年買ってプレゼントした電動の船が壊れ、がっかりしていたので、ゴム動力の船を作ってあげた。

子供の欲しいものを考え、作る。プレゼントする。

なんかしっくりきた!

自分も作ってて楽しかった!

なんか自問自答の答えが見つかりそうだと感じた。

 

子供は大はしゃぎするでもなく、地味に喜んでくれた。

 

2018年9月21日