[ 木の器の使用方法 ]
*水で流して布で拭きます。パンなどで使用し、水で洗う必要のない場合はただ布で拭きます。(古いお寺は雑巾がけでツヤツヤ、良い味が出ています。洗ったあとに乾いた布巾で拭くと、油も全体に馴染みますし、コップなどの輪シミも出来ません。)
*木が乾燥して白っぽくなったなと感じましたら、口に入っても安全でさらさらの油(えごま油、くるみ油など)を選び、キッチンペーパーや布で全体にたっぷり塗ってください。そのまま一晩放置し、翌日吸い込まなかった油を拭き取り使用して下さい。メンテナンスの度に色艶が増します。

*ささくれなど、引っ掛かる箇所がありましたら、その箇所を紙ヤスリ(320番くらい)で磨いて下さい。

*食器洗い機の使用は避けてください。木製品が痛むのを加速させるからです。

*直射日光の当たる場所を避けてください。割れ、反りの原因となります。

*乾燥させてからしまってください。(カビないように)

*ならの木の作品をお使いの場合ですが、濡れた鉄と反応し、木の中のタンニンが黒い斑点やシミとなり出ることがあります。

(例)研ぎたての和包丁を使い、濡れたまま重ねて置いておいた場合。鉄分の多い食品に反応した場合など。カビではありません。鉄媒染、黒く染まった状態です。

 

’’僕の作品”修理”承ります’’

例1:カッティングボードが黒ずんできました→カンナで表面を削って、ペーパーで研き直し、天然植物油で全体をお手入れ→¥1500〜

例2:お皿を落として欠けてしまいました→小さい欠けなら、なだらかに削る。大きく欠けて、パーツが有ればボンドで接着、乾燥後えごま油で仕上げる→¥1500~

大きな欠けでパーツが無い、同じ樹種の材からパーツを作り、ボンドで接着、乾燥後なだらかに削る。えごま油で仕上げる→¥2500~

大きく二つに割れた→ボンドで接着しても、強度的に治りませんので、修理不可能です。

例3:漆のスプーンを使っているうちに剥げてきた。→軽く研いで脱脂、漆を塗り重ねる。¥1500〜

例4: 漆の器 落として割れた→割れを接着、溝を埋めペーパーで研磨。漆塗り直し。3000円~ (漆作業は乾燥にも時間がかかります。お返しまで約4ヶ月かかります。)

修理品の送料は、お客様御負担でお願いしており、お返し時も着払いで発送させて下さい。

豊橋市にある花屋SakuraHanamiseか、田原市の工房まで持ち込み&引取可能であれば送料はかかりませんので、気楽にお問い合わせ下さい。

Sakura Hanamise〒440-0016 愛知県豊橋市牛川町字中郷15-1

工房〒441-3424愛知県田原市南神戸町仲89-1

メール問い合わせは右上項目からどうぞ。